前回までに解説した、Excelでメールを送信する VBAプログラムが、最も基本的なものです。
プログラミング初心者でも理解できるように、できるだけシンプルにしました。
でも、いくつか改善点が残っています。
(1)エラー処理について
作成したプログラムでは、エラー処理を記述していません。メールを送信するプログラムに集中して欲しかったからです。
しかし、実際に使うシステムでは、エラー処理をちゃんと行なったほうが良いです。そのほうがシステムが安定します。
(2)データとプログラムの分離
SMTPサーバーに関する設定や、メールの宛先、送信者、件名、本文を、全てVBAプログラムの中に書いていました。
そのため、各データを変更する場合は、直接プログラムを書き換えなければなりません。
メールを送信する度にプログラムを変更すると、エラーが出やすくなる原因になります。
そこで、データはプログラムと分離し、Excelのワークシートに保存するようにします。
そしてプログラムからは、Excelのワークシートの値を参照します。このほうが使うユーザーに親切なシステムになります。
プログラミングができない人でも、Excelのファイルを開き、ワークシートの値を変えるだけなら可能です。
すると、フォーム上のコマンドボタンをクリックするだけで、いろんなメールを送信できるようになります。
(3)主な改良点
・エラー処理を記述する。
・ワークシート「設定」に、SMTPサーバーに関する設定を保存する。
・ワークシート「送信」に、メールアドレスと氏名を保存する。
・フォーム「frm送信」に、テキストボックスを追加する。(件名、本文用など)
・コマンドボタン「cmd送信」クリック時のプログラムを変更する。
それぞれの具体的な方法については、今後のステップで解説します。
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